市場を動かす上位経済国
各国が国際取引に参加しているため、一国が世界経済に与える影響は大きいものです。
重要なのは、他の多くの国では見られないような、独自の商品やサービスを生産、採掘、製造しているかどうか、あるいは経済規模が概して大きいかどうかということです。世界の経済大国は、金融市場に大きな影響を与えることがあります。ここでは、全体的な経済が他の国に影響を及ぼす可能性のある2016年の主要な経済大国をいくつかご紹介します。
市場を動かす経済大国

第1位 アメリカ合衆国
第一位は、最大の経済規模を抱えるアメリカ合衆国です。2016年現在、18.5兆ドルのGDPと世界全体の製品のうちおよそ25%を所有しています。GDPは中国が勝っていますが、購買力平価(PPP)は中国の15,423ドルに対し、アメリカ合衆国は57,294ドルとなっています。

第2位 ヨーロッパ連合(EU)
世界第2位の経済大国ですが、多くの国が含まれているという点で際立っています。この地域のGDPは16.5ユーロ兆円強で、通貨であるユーロは米ドルに次いで二番目に多く取引されています。ヨーロッパユーロネクストは世界第7位の証券取引所で、経済は自由市場原理に基づいています。

第3位 中華人民共和国
中国は近年、大規模な製造・輸出力と共に市場を世界に開放した世界第2位の単一経済国です。GDPは21兆3000億ドルで、経済は近年7%以上成長しています。同国の経済は減速し、GDP成長率は6.5%まで下がっていますが、成長率とその全体的な市場の大きさにおいては依然として他を上回っています。

第4位 日本
‘日の丸の国‘は名目国内総生産(PPPを含まない)のみでは4位の座についています。2008年の金融危機以降、日本経済は低迷し、円安やゼロを下回る債券利回りといった緊張が続いています。中央銀行はこれまでさまざまな景気刺激策を試行し、不完全な結果を残してきましたが、2016年に0.5%をわずかに上回る程度のプラスの成長を見せました。

第5位 ドイツ連邦共和国
収益性の高い自動車産業により、ドイツは欧州最大の経済国へと変貌を遂げました。EUでは圧倒的な、世界では5番目に機械や化学製品の輸出に強い国です。EUの地位が注目される中で、EUは多くの重要な課題に直面しています。しかし、経済は毎年1~2%ずつ成長しており、この記事が書かれた時点では、成長を妨げるものは何もありません。

第6位 イギリス連邦
六番目の国は英国で、GDPは2兆6500億ドルです。製造業大国ではありませんが、経済の75%以上はサービス業です。同国の国内農業は大規模な輸出はしていないものの、2%の労働力で国内の食糧需要の60%を生産しています。しかし、ブレグジット(EU離脱)を控えているため、アナリストらは今後のGDPが2~10%減少するという予想を立てています。